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映画で「王の帰還」を観たのです

指輪物語 (ロード・オブ・ザ・リング)について
 この前、映画で「王の帰還」を観たのですが、最後に、フロドとビルボとエルフたちが、灰色港から中つ国を離れていったのは分かるのですが、いったいどこへいったのですか(二作目でなんか言っていた様な)。  
 それと原作の本の話ですが、上記のとおりフロド達が船で中つ国を去った後、“ついにある雨の夜、フロドは灰色の雨の帳がすっかり銀色のガラスに変わり、またそれも巻き上がって、かれは白い岸辺とその先にはるか続く緑の地を、たちまち昇る朝日の下に見たのでした。”とあります。そして映画では、ゴンドールの戦いの前、ガンダルフが、死ぬのを恐れるピピンに死後の世界か何かを、同じように「銀色のガラス...岸辺...緑の地...昇る朝日」などの言葉を使って話しピピンが「それは悪くない世界ですね」というシーンがありました。ということは、フロドは中つ国を去った後、死んでしまったという事なのでしょうか?
すでに4名の斯界の権威により回答がなされていますが、蛇足を。
中つ国のエルフが、そこでの暮らしに倦み疲れたら、神々の恩寵により、はるか西方にある不老不死の国に船でおもむくことができます。原則的にはエルフのみですが、例の指環を一時的にでも所有したことのある者は、滅びたサウロン、イシルドュア、デアゴル(ゴラムの友人)、ゴラム以外は全て最終的にその国に赴きました。指環によって受けた心の傷をそこで癒したのですな。
また、例外中の例外として、ギムリもその国に住まったとされます(ガラドリエルの尽力があったらしい)。ピピンとメリーは中つ国で亡くなっています。
その不老不死の国のさらにかなたに、神々の住まう至福の地ヴァリノールがあるのです。
西方に渡った後のフロドに関しては解らないんですよね。膨大なトールキンの資料をあされば出てくるかもしれませんが・・・。
つたない英語力でReturn of the kingの原文(第4版)を追っかけてみましたが(日本語版は紛失したので)、as in his dream the house of Bonbadilとなっているので、映画のそのシーンとは関係なさそうです(映画の第一部でカットされた部分です)。
その続きがBut to Sam the evening deepened to darkness as he stood at the Haven; and as he looked at grey sea he saw only a shadow on the waters that was soon lost in the West.(しかし、サムは、港にたちつくして夕暮れの暗闇が深まっていき、そして西方に消えていく水上の影しか見えない灰色の海をみつめていた。・・・であってるのか?指輪物語ロードオブザリング 純銀 ドワーフ指輪の一つ
と書いてあるので、西方に出航した船の中でフロドが感じた情景の気がします。

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