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中国の「龍」は決して悪い意味

伝統文化の悩みは中国国内だけではない。12月に入り、中国の新聞を含めた様々な媒体で、中国の象徴である「龍」論争が巻き起こっている。事の発端は上海外国語大学の呉友富教授が「中国の龍の英訳Dragonは、西洋においては、一種の無法で攻撃性に満ちたものとされている」と述べたことによる。

中国の「龍」は決して悪い意味はないが、しかし欧米人の考える「ドラゴン」はどちらかと言うと邪悪なイメージ。その認識はまさに正反対の位置にあると言える。

ブログでもこの話題は取上げられている。西洋のドラゴンは、羽があり、時に火を噴き、邪悪なものである。しかし中国本来の龍は、縁起が良いもので、羽はないが空を飛べ、ある時は風雨を司る存在で、さらには皇帝の象徴でもあるとこのブログで比較している。ドラゴン

また別のブログでは、欧米の新聞などの挿絵(風刺マンガ)を取上げている。その中で龍は凶暴な動物として描かれていて、それは欧米の中国への見方を反映しているとし、発展の著しい現在の中国の脅威を表す風刺として用いられていると述べている。日本は中国と龍の概念をほぼ等しくするため、この「龍」論争は中国と欧米諸国との問題である。だが日本と中国の間にも似たような文化衝突が存在する。では取上げなかったが、日本のテレビドラマ、香取慎吾主演の「西遊記」が中国伝統文化を冒涜しているといった批判も多い。 指輪物語

  急速に発展する経済により、人々の生活は著しく変化した。しかし同時に伝統的文化の衰退と、異文化圏との認識の違いという葛藤が見えてくる。物質的なものから精神的なものへの変革期として、現在の中国ではこのような話題が人々の関心を集めるのだろう。

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