zhaohua9
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怒りの戦いの後、ヴァラール軍の指揮官のエオンウェに服従する意を示したが、エオンウェはサウロンを裁く権限を持たなかったため、アマンでマンウェの裁きを受けるよう命じた。しかしサウロンはエオンウェが西方に帰還した後行方を断った。 指輪物語
サウロンは第二紀500年ごろから再び活動を始めたが、最初は美しい姿と弁舌をもってエルフたちの間を歩き回り、彼らの力と知識を自分のために役立てようとした。彼は特にエレギオンにおいて歓迎され、力の指輪の製作に力を貸したが、のちに彼らを裏切り、モルドールで密かに力の指輪全てを支配する一つの指輪を製作した。ケレブリンボールはサウロンの裏切りを見て三つの指輪を隠したが、サウロンはエルフに指輪の引渡しを求めて戦いを挑み、エレギオンを滅ぼした。
この後、ギル=ガラドと抗争しながら中つ国の支配を進めていったが、あと一歩のところでエルフの同盟者ヌーメノールから攻撃を受け、降伏した。サウロンはヌーメノールに連行され、牢獄に幽閉されたが、やがて王をたぶらかしてヌーメノールを堕落と滅亡へと追いやった。ヌーメノールが滅亡するときにかれも巻き添えを食って海に投げ出され、肉体を失い、魂のみの姿となってなんとか中つ国に逃げ戻った。これ以後、サウロンは美しい姿をとる能力を失った。
中つ国には既にヌーメノールから逃れた者たちがゴンドールとアルノールを建設しており、これに怒ったサウロンは一つの指輪を身につけ、ゴンドールに戦いを仕掛けたが、危機感を覚えたエレンディルとギル=ガラドが結んだ最後の同盟との戦いに敗れ、モルドールの軍は壊滅した。サウロン自身はエレンディルとギル=ガラドを倒したが、イシルドゥアに指輪を奪われて実体を維持できなくなり、敗北した。
再び魂を復活させたサウロンは緑森大森林の南端にあるドル・グルドゥアで死人占い師として力を蓄え、敵対勢力の力を削ぐことに専念した。その結果、アルノールは滅び、七つの指輪はドワーフの手を離れ、ゴンドールは弱体化した。
2941年、白の会議により闇の森を追われるが、すぐにモルドールに戻り、バラド=ドゥアを再建して復活を宣言した。 サウロンは一つの指輪が見出されていることを知り、軍備を整えて指輪奪取と中つ国支配を試みたが、ホビットのフロド・バギンズにより指輪が滅びの山オロドルインの滅びの罅裂に落ちて消滅したため、サウロン自身も力を失って消滅した。部族のエリア
ピーター・ジャクソンの映画では、第一部『ロード・オブ・ザ・リング』の冒頭で描かれる最後の同盟との戦いで、巨大な黒い戦士としてサウロンが登場している。それ以降の冥王は肉体を失っているため、炎が形作る眼の姿でバラド=ドゥーアの頂上に控え、モルドールをはじめとする各地を監視している。
ゲームズワークショップのミニチュア・バトルゲームには「炎の眼」は登場しないが、黒い戦士のサウロンを使ってかつての戦争を再現できる。また、ドル・グルドゥアの死霊使い(死人うらない師)時代のサウロンもミニチュア化されている。死霊使いの外見は、戦士サウロンと似たシルエットだがおぼろげなイメージになっており、データ的にも戦士よりは弱く設定されている。