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メイン・プロットは興味深い

「ヘルボーイ」魔界が生んだ救世主、顔もカラダも凄いけど、その愛嬌あるキャラがたまらない!

 ロスのディズニーランドから歩いて15分という環境で育った僕は、ヘルボーイより、ドナルド・ダックのほうに親しみを覚えてしまう。アニメに惹かれて石ノ森章太郎のアニメ・プロジェクトを経験したこともあるが、ダーク・ホース・コミックス版の『ヘルボーイ』(クリエーターはマイク・ミニョーラ)を読んだことがなかった。そんなわけで、映画化された『ヘルボーイ』にはあまり期待していなかったのだが、結局は「I LIKED IT!!」。  コミック・ブックシリーズからの映画化だからストーリーがおかしなところもあったが、メイン・プロットは興味深い。第二次世界大戦下のナチス・ドイツやロシアの革命に繋がり(ヒットラーは本当に'45年に亡くなったと思っているの?)、世界中を舞台に展開していく(でも、またニューヨークか!)。アクションたっぷりであり、片思いの切なさやコメディも登場する。黒魔術や超常現象のビジュアル・エフェクトや特殊メイクも楽しかった。ヘルボーイ ベルト バックル
ヘルボーイ』の魅力は、なんといっても登場人物たち――つまりはとてもなじみやすいキャラクターにある。これはとっても気に入ってしまった(主に人類を救おうとする側だけど)。過去や未来を読める水棲人間のエイブ(ダグ・ジョーンズ)、念動発火の能力をもつヒロインのリズ(セルマ・ブレア)、ヘルボーイの代理父のブルーム教授(ジョン・ハート)など、登場人物はアクションの役割に加えて、魅力ある人間的な面ももっている。なかでも、タイトル・キャラクターであるヘルボーイ(ロン・パールマン)の愛に満ちた人間性(人間じゃないけれど)には惹かれてしまう。地獄生まれにふさわしく、癖が悪くて(部屋は汚く、チリビーンズやナチョスが大好物)、素行不良(ルールはあってないようなもの)、体は大きくて頑丈(特に右手が大形で、赤い体は傷だらけ)。でも、かわいい面もある。猫が大好きで、虚栄心のために角を削ったり、そして(僕がいちばん気に入った特徴だけど)レッドブル・エネルギードリンクを飲んでいる! 悪魔には欠点が多いが、彼の短所のおかげで、僕はヘルボーイが大好きになったことは確かだな。  あくまでエンターテインメント映画。荒唐無稽は当たり前。VFXがコミックよりも遙かに躍動感を与えてくれるし、怪物だらけにしては愛にあふれたストーリー。あんまり深く考えないで、新しいヒーローの活躍を力を抜いてご覧あれ。ほんと、片手にポップコーンが似合う映画ってとこかな?

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