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zhaohua9

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大型種(肩高1.2m)の Machairodus giganteus

初期の頃にヨーロッパで最も普通だったのは、ほぼ1000万年前の Machairodus aphanistus で肩高1mくらいの中型種、これはアジアにも進出した。
最近スペインで見つかった保存状態のよい化石から、体型はトラ的でかなりのジャンプ力を持っていたと思われる。そして軽快に走るウマやレイヨウ類を捕らえることができただろうと Alan Turner(1997)は述べている。 頭骨モデル

 一方後期の代表は南ヨーロッパから中国まで分布していた大型種(肩高1.2m)の Machairodus giganteus で前脚がライオンのように発達してきており、その子孫たるホモテリウムに近づきつつあったことをうかがわせる。中国で発見された保存の良い頭骨は長さ355mmでライオンとほぼ同じだが、幅は203mmでかなり狭く(長さが355mmのライオンの頭骨5点では幅は242~257mmだった)、正面から見ると細面である。サーベルタイガー スミロドン(Smilodon) 頭蓋骨 1:1 銅製
マカイロドゥスはその長い牙ゆえに、獲物の内臓や血しか摂取することができず、滅びたとする説があった(Josef Benes,1979)が、彼らの長い生存年数や、多数の種類が生まれたことを考えればこれは当たっていないだろう。後世にはさらに長い牙を持ったスミロドンが現れ、これまた繁栄したことと併せ、サーベル牙は(おそらく大型獣を倒すうえで)かなりのアドバンテージを持っていたに違いない。

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