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導入されたのも60年近くも前のエイリアンVSプレデター

先日行われた参院選で、より世間の注目を浴びるようになった消費税の話題。ところでこの消費税、実はフランスが発祥の地だって知っていました? 

今回は目先を変えモノやサービスではなく消費税という税にまつわるお話をお送りします。

「フランスではTVA(付加価値税)と言います。1954年、第2次世界大戦後の立て直し期にフランスが発明し、世界で初めて導入された仕組みです。従来の複雑な税制度を一掃して、もともと存在していた収入や売上に対する税金(所得税、売上税)に、付加価値税(購入行為ごとに一定税率を徴収)を加え、シンプルな2本立てにしたんです。入ってくる金と出ていく金にそれぞれ課税する、ということですね」

と、教えてくれたのはフランスで配布されているフリーマガジン『フランスニュースダイジェスト』の編集部。そんな消費税発祥の地フランスの税率はいかほど?サーベルタイガー スミロドン(Smilodon) 頭蓋骨 1:1 銅製

「フランスの付加価値税(消費税)の税率は3種類あって、標準税率は19.6%、軽減税率は5.5%、特別軽減税率は2.1%です。軽減税率は一部を除く食料品や本、文化的・公的性質のサービス関係などにかけられています。特別軽減税率が適用されるのは、医薬医療品や文化事業に関わるものなど特定少数品目のみ。それ以外の車やお酒などが標準税率です。標準税率は贅沢品に、軽減税率は生活必需品にと言う場合もあります」

人によって価値観が異なりそうな贅沢品と生活必需品ですが、その振り分けは誰が、何を基準に行っているの?

「法律で細かく定められています。ただフランスは頻繁に法律が変わる国なので、税率も対象品目も逐次変更されます。なので、先ほど申し上げたのは2010年7月時点のものです。しかし、標準税率や軽減税率は導入時からほとんど変化していませんね」

ほほう。しかし、19.6%の税率って高すぎやしませんか? 現地の人はどう感じているんですか? エイリアンVSプレデター 

「導入されたのも60年近くも前のインフレ期ですし、完全に内税なので特に意識はしていません。消費行動の際に税率の高さや差を感じることもないんですよ。日本の消費税の現状や感覚とはだいぶ異なると思います」内税これは確かに意識がいきにくい。

さらに、もうひとつ。フランスのカフェでは座る場所で価格が違うのだとか。カウンター<屋内テーブル席<屋外テラス席の順に高くなっていくのだが、理由は店員が歩く距離なんですって。

モノにより消費税の税率が変わることにしろ、店員さんの歩く距離でカフェの席の値段が変わることにしろ、理由を聞けば理に適ったシステムのような気もするけど日本ではちょっと受け入れがたい制度かもしれませんね。

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