zhaohua9
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『ジュラシック・パーク』以後,遺伝子操作で蘇らせた古代生物によるパニック映画がいろいろ作られていますが,これもその一つです。ただし内容はB級以下です。サーベルタイガーの姿は美しいけど,不自然なシーンがたくさんあります。 部族のエリア
ちなみに,サーベルタイガー(Sabre-toothed cat,スミロドン)は1万年くらい前に絶滅したネコの一種で,長大な上顎の牙(長さ25センチ!)が特徴。体長2メートル,肩高1メートル,体重200キロと推定されていますので,現在のトラやライオンと同じくらいの大きさです。
映画の宣伝文ですが,かなり嘘が混じっています。騙されてはいけません。
「サーベルタイガー」ナイフのように鋭く巨大な歯を持つこの最強肉食獣を蘇らせるD.N.A.実験が成功!しかし、その獰猛・凶暴さは人知を超えていた!研究所員を噛殺して出現した猛獣のために、人々はパニック状態に!!大惨事の責任を感じた遺伝子学者キャサリンは、猛獣ハンターに助力を請い、広大な山脈に挑んでゆく…。
まず,「人々はパニック」というほど,多数の人間は登場しません。パニックになるのはせいぜい数人です。
それと「大惨事の責任を感じた遺伝子学者キャサリンは」というのは大嘘。このキャサリンちゃん,自分の成功しか考えていない,とんでもなく嫌なねーちゃんです。はっきり言って性格悪いです。大惨事が起きても「それは(自分の)研究のためには仕方ない。私の研究(と成功)の邪魔をしないで!」と言い放つ馬鹿女です。この性悪馬鹿女は,自分の責任なんて毛先ほども感じておりません。つまり,上記の宣伝文には重要な事実誤認があります。 サーベルタイガー スミロドン(Smilodon) 頭蓋骨 1:1 レプリカ