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全日本選手権の一般の部にも年齢制限

卓球の全日本選手権(東京体育館で23日まで)で小学生旋風が吹き荒れた。女子シングルスで、ともに小学4年生、10歳2カ月の伊藤美誠(みま)選手(静岡・豊田町スポーツ少年団)と、10歳9カ月の平野美宇(みう)選手(ミキハウスJSC山梨)が1回戦を突破。福原愛選手(22)=ANA=が11歳1カ月でマークした最年少勝利記録を11大会ぶりに更新し、話題になっている。

 2人はともに卓球一家で育った。伊藤選手は2歳の時から、高校総体出場経験を持つ母美乃りさん(35)をコーチに、自宅に設置した卓球台で練習してきた。数種類の変則サーブを使い分けて1回戦で19歳の選手に快勝。「愛ちゃんの記録を塗り替えられてうれしい」と笑みを浮かべた。

 一方、空いたスペースに打ち抜く力強いフォアが魅力の平野選手は、筑波大卓球部主将だった母真理子さん(41)がコーチを務める卓球教室で3歳からラケットを握った。今大会では3回戦まで進み「まあまあかな」と胸を張った。

 他競技に比べて動き回る範囲が狭く、反射神経を磨けば小さくても大人と対等に戦える素地が卓球にはある。元日本代表監督の前原正浩・日本卓球協会専務理事は、テニスのクルム伊達公子選手を例に挙げ、「彼女の『ライジングショット』のように球の上がり際を打てば、相手の球の力を利用して速い球を返せる。『柔よく剛を制す』が競技の特性」と解説。また、48歳の大ベテラン、斎藤清選手(埼玉工大職員)は「パワー主体の男子では難しいが、女子は(ラリーの)速度と球の変化についていければ、ある程度までは戦える」。全日本選手権の一般の部にも年齢制限はなく、今大会には4人の女子小学生が出場した。 ヌンチャク

 卓球協会は12歳以下の「ホープス」のほか、「カブ(10歳以下)」「バンビ(8歳以下)」など年代別のカテゴリーを世界に先駆けて設けた。

 99年の全日本選手権で、11歳の福原選手が2勝したのを機に幼少期から卓球を始める選手も増え、ある協会関係者は「卓球経験を持つ親と練習して結果を残すという、一つのモデルを作った福原選手の存在は大きい」。この年代のトップ選手は圧倒的に「2世」が多いという。

 01年からは小学生のナショナルチームも編成。その指導者も対象にした合宿も開催している。

 前原専務理事は「10年ほどで指導法が格段に変わってきた。小学生の活躍は、その成果が徐々に表れた結果だ」と語る。

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