zhaohua9
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「T1」のストーリーは、1984年の米国ロサンゼルスを舞台に展開していく。サラ・コナーという女性が、次々と殺害されていく事件からスタート。それは、未来から送り込まれてきたターミネーターの仕業であった。送り込んできたのは、人類に対して反旗を翻した軍事用コンピュータ「スカイネット」。 部族のエリア スカイネットは1997年に自意識を有するに至り、人類に対し反乱。人類抹殺計画を遂行し、核戦争を誘発することで、数十億の人類を死に追いやることに成功する。それに対し、生き残った人類はレジスタンスを結成。2029年には、その指導者のジョン・コナーの活躍によって形勢を逆転することに成功する。事態を重く見たスカイネットは、ジョン・コナー抹殺を企図し、1984年のロサンゼルスに刺客を送り込む。ジョンの母親のサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)を亡き者にし、ジョンの誕生を阻止しようという狙いだ。そこで送り込まれたのが、シュワルツェネッガーが演じたT-800型ターミネーターで、サラ・コナーという名前しか手がかりがないため、同姓同名の人物を次から次へと抹殺していったというわけである。人類側も、レジスタンスの戦士カイル・リース(マイケル・ビーン)をサラのガードとして過去へと送り込む。かくして、人類対機械の命運をかけた戦いが、人知れず1984年のロサンゼルスで展開していくことになる。逃亡のさなか、サラとカイルは結ばれ、未来の人類の指導者であるジョンを宿す。
そして、1991年に続編はまだかの期待のもとに満を持して公開されたのが、未来からの刺客を辛い別れと共に辛くも退けたサラの10年後を描いた「T2」だ。ターミネーター役はシュワルツェネッガー、サラ役はリンダ・ハミルトンというメインキャストと、ジェームズ・キャメロン監督を筆頭とするスタッフは固定のままで制作された。ただし、制作費は「T1」の単純計算で15倍以上の1億ドル、スタッフ数は通常の倍の総勢1,000名という、当時としては目玉の飛び出るような予算とスタッフが動員されての制作となった。当時の最先端のVFXも導入され、T-1000型の何にでも変形できる様子や、液体っぽさは観客を大いに驚かせたことも覚えている人は多いことだろう。興行収入に関しても当時の記録を打ち立てている。1991年7月3日から2,274館(北米地区)で公開され、オープニング・ウィークエンド(5日間)で世界映画史上最高の5,230万6,548ドルとした。全世界規模では、5億1,984万3,345ドルというビッグヒットで、日本の興行収入は95億円。