zhaohua9
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初心者プレーヤーが最初にPvPに触れるのは敵陣営のキャラクタ相手ではない。ほとんどの場合、味方陣営キャラクタから申し込まれる「Duel(決闘)」となるだろう。PvP修行をしたいプレーヤーは、手ごろなレベルの相手を見つけてガンガンDuelに挑んでいる。人が多く集まるIronforgeの門前などは、絶えず誰かがDuelを繰り広げている状態だ。World of Warcraft(ワールド オブ ウォークラフト) wolfrider レプリカ 第二戦
筆者が最初にDuelを経験したのは、レベルがまだ1ケタだった頃。スターティングタウンのAnvilmarを卒業して、Kharanosの宿屋前にたどり着いて、カバンの中身を整理している時だった。いきなり見覚えのないウィンドウが立ち上がった。まだ操作に習熟していなかったので、最初はグループに誘われたのかを思ったが(外国人プレーヤーが無言でグループインバイトしてくるのは普通)、よく読んでみると「決闘を申し込まれた」と書いてあった。
もちろん面白そうなのでOKボタンをクリックすると、即座にカウントダウンが始まった。あたふたしてるうちに連続して攻撃魔法を浴びせかけられ、またたく間に初陣は敗戦。しかし、周りにいたプレーヤーたちとDuelを繰り返していると、PvPはどんな攻撃と守備とあるのかが分かってくる。Duelで死亡しても装備の耐久度が下がるなどのペナルティは一切ない。PvPの入門として積極的に参加するといいだろう。
自陣営エリアでは、敵陣営のプレーヤーと遭遇してもあわてる必要はない。こちらが攻撃しない限り、相手は手出しできないからだ。しかし、Lv20を超えたあたりで受けるクエストで足を踏み入れ始めるのは「中立エリア」では、敵陣営のプレーヤーとの「遭遇戦」が起こるだろう。中立エリアは全てのプレーヤーが敵陣営のプレーヤーといつでも戦闘可能な危険地帯なのだ。 ワールド オブ ウォークラフト
街道で敵陣営のプレーヤーとすれ違おうものなら、先手必勝とばかりに襲い掛かってくるだろう。「話せばわかる!」などといっても通用しない。WoWでは、敵陣営のプレーヤーとの間でチャットを使った意思疎通はできないのだ。中立エリアは文字通り、問答無用の戦場なのである。 部族のエリア
面白いのは、敵陣営のプレーヤーと意思疎通できる唯一の方法として、「Emote」コマンドを使った感情表現があることだ。驚いたり、怒ったり、泣いたり、手を振ったりという「Emote」は、アクション付きで相手に伝わる。筆者は一度、Ashenvale Forestで高レベルのオーク・ウォリアーに出くわした時、どうせ殺されるならと命乞いの「Dance」を試みたことがある。この決死のダンスの意図はなんとか相手に通じたようで、しばらく一緒に踊った挙句、手を振りながらオーク氏は去っていた。
筆者の命乞いのエピソードはさておき、この中立エリアでの遭遇戦はかなりエキサイティングだ。いつどこでどんな敵と鉢合わせになるか分からない状態でクエストを遂行し、次のエリアを開拓するのだ。「Alliance」と「Horde」の緊張状態を楽しみながら、初心者プレーヤーは中立エリアは駆け抜けていただきたい。Duelで修行を積み、レベルを上げて装備を固め、場数を踏んでいけば、いずれ高レベルのプレーヤーたちと互角の勝負ができるようになるだろう。
PvPの結果として得られるのはHonor(名声)ポイントだ。これは経験値とは別立てで獲得できる。Honorポイントが特定の値に達するとRank(階級)が与えられる。階級は全部で14段階あり、Alliance側の最高位は「Grand Marshal」、Horde側の最高位は「High Warlord」となる。与えられるのは階級だけではなく、階級に応じた「Reward(褒章)」も存在する。
最高位にまで登りつめることができれば、「Epic」と呼ばれる装備をコンプリートできる仕掛けになっている。例えば「Alliance」側のハンターなら「Grand Marshal's Hand Cannon」という武器が手に入る。Lv20代のキャラクタしか持ってない筆者からみれば腰が抜けそうな性能だ。いつかはEpic装備を狙えるようになってみたいものである。